経営を上向きにするためには中間管理職を活用しましょう

中間管理職は上からの圧力や下からの突き上げで大変だから、やりたくないというような人が増えて来つつあるのですが、実は企業経営では今やとても大事な役割を担っているのです。

実は今の経営は、1990年代からの経営のグローバル化とともに、経営指標中心の経営となり、その余波でトップダウンという経営スタイルが強くなっています。その結果、日本ではとても風土に合っているとされたボトムアップという経営スタイルがなりをひそめてしまったのです。

しかしながら、いつの時代でも顧客志向ということが商いの原点である限り、営業前線が肌で感じたことやモノづくりの現場の感覚が経営に生かされないと企業の先行きはたかが知れたものとなってしまうと言えます。

一橋大学の野中郁次郎名誉教授がミドルアップダウンマネジメントという概念を提唱しましたが、まさにトップダウンとボトムアップの融合こそがキーであり、その役割を中間の管理職が果していない企業の命運は推して知るべしとされたのは、このようなことを見通してのことと言うことができます。

かつて実業界で著名な大御所が、触角のない昆虫の末路になるなと警告を発したことがありますが、現場・前線の生きている感覚が反映されない経営はあり得ないということを指摘した言葉なのです。

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